散歩
毎年のことだが、花の季節変化に疎く、最盛期を逃してしまう。
というよりも咲き誇っていることに気づいてはいるのだけれど、どうしても綺麗な花は他の人が撮っていて、ネットを見ればいくらでも美しい花が見られるから自分が撮らなくてもいいよねと思ってしまう。
今年も早速紫陽花の旬を逃してしまったので、枯れかけの紫陽花を撮った。
なんとなくだが、彩度が低いほうが栄枯盛衰を表せるような気がしている。
上の写真はFUJIFILMのフィルムシミュレーションのPro Neg. Hiを採用している。
クラシッククロームも良いのだが、どことなく優しい感じがでちゃうんだよね。
冷たい、悲しげな色を出すにはPro Neg. Hiの彩度をさらに落とすと良いと勝手に思っているがどうだろうか。
左から勢力を拡大するツタと、右の枯れたツタに古めかしい車のオブジェが添えてあってGOODだったので撮った。
ちょっと暗すぎた気もする。
生い茂っている葉っぱをみるとどうしてもこういう風に撮ってしまう。
普段の生活の中で被写体が無いような気がしていても、ちょっと気合を入れて朝早起きして、散歩するだけでも魅力的な被写体は見つかる。
夏は被写体の宝庫、ちゃんと外に出ようと思った。